値決めは最初が肝心~とはいえ、安くつけたらどうリカバーするか?

値決め、最初にどうつけるか、というところが大切です。最初の値付けが後になって結構影響してきます。とはいえ、挽回しなくてはいけない、ということもあるでしょう。では、どうするのか、ということをつらつらと考えてみます。

最初の値段は変えにくい

最初に提示した値段、というのはなかなか変えにくいものです。お客さんは、当初はその値段で買っているので、のちのちも値段設定もその金額がベースとなってしまいます。変えようとした場合、それ大してなんらかの説明なり理由なりがつかないと、なかなか、受け入れてもらいにくいものです。最初に安くつけてしまうと、その後、値段をあげることが辛くなってしまいますので、注意が必要です。

値段をあげるためには

一つは、正当な理由を用意すること。例えば、値段以上の価値を提供しているのであれば、それがわかるようにきちんと説明をすることが必要です。例えば、どのくらい稼働がかかっているのか、ということを説明する。自分があげた成果について、わかりやすく表等にまとめる、といったことがあるでしょう。

もしくは、最初から値段が上がる変遷をみせる。最初の3か月はお試し価格で安い価格で、その後、契約が続くようであれば上がるところまであらかじめ見せておくといいでしょう。

値段を上げないこととして

安く受けない、ということが一番でしょう。ま、それができたら苦労しないのですが。定価を設定する、ということも一つなのかもしれません。その他、安い金額のお客さんとの関係を清算するというのもあるかもしれません。スパッと切ると、揉め事になるので時間をかけて距離をとっていく、ということがあります。

まとめ

値段、最初の設定がその後の関係に大きく影響します。なので、あまり値引きはせず、適切な価格で受けるようにしましょう。

 

 

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