このコロナ騒動で感じたこと㉒~SNSで言われていることが全てではない

SNSを見ていると、毎日のようにコロナに関する情報がアップされます。そこには、情報提供を目的とするもの、元気づけようとするもの、行動を気を付けるように注意喚起するもの、色々あります。

SNSを毎日見ていると、「これが全ての人の考えか?」と、つい、感じてしまうことありませんか。全国民が同じように考えているじゃないか、とか、それが世の中の多数派ではないか、等々。

もちろん、そんなわけはない。SNSが表している人の考えは、結構、というか絶対的に片寄があります。

どのように偏っているのか、少し考えてみます。まず、「SNSをする人」というのは結構特徴があると思います。ぼくはfacebookというSNSを多用するのですが、それで年齢とか一定のフィルタリングがかけられてしまいます。

それと、自分とつながっている人、というのは、どこかしら共通点があるからつながっているわけです。つまり、SNSの集団は割と同質性が高い。そうなると、同じような意見が重なってしまう、ということありますよね。

それと、facebookというSNSの仕組みから起因するものあります。facebookは基本的に実名を使っています。SNSの裏側にいる実際の人間も知っていること、多いです。そうなると、発信者は見ている人を意識します。とすると発信内容は、役立つこと、前向きなこと、それと正しいこと。人の心の裏側にあるズルい部分や汚い部分は出てきません。

例えば、「ぼくは若いし、コロナにかかってもへっちゃら。なんで、気にせず、バンバンライブに行ったり友達と吞んだりしています。」って、このこと、SNSに書く人、いないと思います。でも、実際、こういう人は多分いるはずです。いるからこそ、それを是としない人がSNSで怒りを書いているという面があるかと思います。

逆に匿名性が高いメディアだと、結構、ネガティブなこと等がアップされるような気もします。これは、自分がわからないと思うからで、そうすると倫理観や人の目の影響が減るような気がします。

ということで、SNSは色々な情報やいけんがアップされますが、決して、それがすべてではない、ということはあらかじめ認識しておくことが必要でしょう。

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