上司や先輩が煙たく感じられる時とは、そしてそんなときどうすべきか

どんなにいい上司や先輩であったとしても、煙たく感じるようになる、ことがあるものです。具体的にどういうときか、そんなときどうすればいいか、考えてみましょう。

それは、どんな時か、というと、ずばり、自分が成長したとき。自分が成長すると、ある程度の状況が整理でき、どういう風にしたらいいか、見えてくるようになってきます。そういう時に、上司や先輩がいて、方針ややり方等忖度しないといけない、というのは意外とストレスがたまるものです。

逆に、自分がそこにつく業務に不慣れなときは、やっぱり業務を進めるとこれでいいのか、不安になったりします。そういうときに、うまくガイドしてくれる、上司や先輩がいると心強いものです。

ここから何が言えるのか、というと、まず、自分自身の感じ方が変わることで業務への習熟というものが把握できるようになります。上司や先輩が煙たいなーと思うようになってきた、ということは成長した、ということにとらえましょう。もちろん、自分の能力をある程度、客観的にとらえることは大切で、自分の実力を過信しないようにはしたいものです。

そして、成長した、ということであればどうするか。まずは、徐々に権限をこちら側に引き寄せてくることがあります。例えば、以前であれば、細かい手続レベルで確認していたのを大まかな方針レベルでの確認にとどめる。または、時には事前の承認ではなく、事後の報告とする。とはいえ、それを嫌がる上司もいるので、顔色を見ながらそろそろと進める、ということが必要です。

それと、もう一つは、役割のランクアップを交渉する。チームのメンバーであれば、チームリーダーにするようアピールする。または、あまり自分が主導に進めることができるよう依頼する。上司や先輩にしても、レベルアップしたなー、と思えば、ある程度仕事を任せたりするものです。とはいえ、上司や先輩はそこまで評価してくれるかどうかはわからないため、ある程度慎重に事を進めることが必要です。あまり強く言うとかえって逆効果なときもあるので、くれぐれも気を付けたいところです。

結局、自分が成長すれば、自分の思うように業務を進めたい、と思うものです。なので、それをスムーズにできるように、うまく、調整をすることが必要でしょう。

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