自信を持つことの大切さ、と、難しさ、と

自信を持つこと、努力を重ね、物事を着々と進めるためには不可欠なことです。とはいえ、時としてそれは難しく感じるときがあります。そんなことをつらつらと書いてみます。

物事に対して自信を持つ、ということは、ポジティブなフィードバックを持ちます。ここでいう、ポジティブなフィードバックとは、どこかに収束していく、というよりむしろ、どんどん均衡点から離れていることを意味します。つまり、自信持つと物事やそれに対する努力をしやすくなる、そうすると上達や成功がもたらされる、ますます自信を深める、そしてどんどん上達していく、、、な動きをとるようになります。例えば、勉強ができる子どもはまさに、このような感じで、勉強がどんどんできるようになっていきます。また、自信があれば、その時はできていなくても、できている自分を信じ、努力することができるでしょう。

自信を持たないことは逆のフィードバックになります。自信を持てないとなかなか努力できなかったり、やること自体が苦痛だったりもします。そうすると、ますます成果があがらず、自信がなくなっていきます。そうこうしていると、ますます、物事がうまくできなくなり、どんどん、自信がなくなります。また、自信がないと、その努力が実を結ぶかどうか確信が持てず、そこに力を入れることができにくくなります。

じゃあ、どのように自信をもっていくか。おそらく、全てのことに自信を持てる、もしくは、全てのことに自信を持てない、という人は少ないと思います。大概の人はあることについては自信を持てて、あることについては自信を持てない、ということがあるでしょう。そうすると、一つの処方箋は自信がなく、かつ、やらなくていいことはやらない、ということです。とはいえ、そうそう、やらなくて済むという状況もすくないかとは思います。そうすれば、あとは目標を設定して努力する、とか、やりながら耐えて時が流れるのを待つ、というくらいでしょうか。あとは、褒められた経験を大切にする、くらい。

自信を持つ、持たない、というのは、物事をうまくやれるかどうか、を左右する重要な心理的要因です。とはいえ、なかなか、自信を持てないことから持てることに転換するのは難しくあります。まあ、このような心理的な動きというのを理解していれば、ある程度は自信を持ちやすくなるかも、、、ですね。

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