かつさんのお金の教科書1〜お金は目的ではなく手段である

今回から、お金とはなんなのか、どう付き合っていくべきか、ということを考えてみます。お金、四六時中付き合っているはずですが、その捉え方、明確にしている人少ないのではないでしょうか。お金について、少し考察をしてみました。今回は、お金の定義的なことから。

お金と何か、ということについては、定義については人それぞれです。経済学では、交換手段、価値蓄積、なんていう表現がなされていたりします。

ぼく自身は、お金は目的でなくて手段である、という定義を持っています。お金を貯めること、そのものが目的ではなく、何か目的のなすための手段だ、ということです。

例えば、海外留学したい、という夢があったりします。この夢を叶えるためには当然にお金が必要です。具体的には、渡航費用、学校に払う費用、基本的にはアルバイトくらいしかできないので、現地での生活費も必要です。つまり、海外留学したい、という夢と達成するためにはお金が必要なのです。そう、夢や志が大きくなればなるほど、必要となるお金の額は大きくなるのです。

もちろん、お金がだけが手段ではないし、お金では達成できないこともあります。また、愛はお金で買うことは難しい、ですしね。個人で扱えるお金の量には限りがあるので、お金とそれ以外の手段をミックスして、目的を達成することを志向する必要があるでしょう。

ここで、注意したいのは、手段が目的化することでしょうか。往々にして、特に商売で成功している人ほど、お金を貯めることが目的となってしまい、生活そのものが荒廃してしまうということありますよね。

また、お金のため方、使い方をうまくしないと、周囲との人間関係が悪化したりすること(ケチや守銭奴と言われてしまったりする)ので注意が必要です。まあ、ぼく自身はこの域までは到底達せていないのでもっともっと頑張らないといけないのですが。

今回は、お金の定義について考えてみました。今後、継続的に抽象的なお金の話をしていければと思います。

人生のコツ/趣味