1週間で1か国旅行すべきか、2か国旅行すべきか

社会人の場合、休みは取れて1週間でしょう。個人旅行をするとすれば、何か国旅行すべきか、悩ましいところです。おそらく、3か国旅行するのは日程的にかなり厳しい。ので、1か国か2か国となりそうです。どちらがいいか、それぞれの論拠を並べてみました。

1か国のほうがいいとする論拠

1か国に絞るとその国のことに深く入ることができます。同じ街並み、同じ言語、同じ系統に属する食事、です。そういった環境の中にいると、一つの国の文化が体に入ってくる感じがします。地域、地域で特色はあっても、大きくは変わらないので、徐々に馴染んでくる、そんな感じがあるでしょう。

その国のことを学ぶにも楽になります。事前に現地語や現地事情を勉強していく、ということになったとしても、1か国のほうが準備が楽です。2か国語勉強する、のはなかなか大変でうまく時間をとれないと二兎追うものは一兎も得ず、という感じでどちらも身につかない、ということがあるでしょう。

特に、1つの都市に滞在する、と宿泊、食事、街並み等々の周囲の状況は変わらないので生活が楽になるはずです。また、1週間という時間を1都市に使えるとなるとできることの幅が広がるような気がします。勉強やボランティアとか、参加するにはそれなりの時間が必要となります。

2か国のほうがいいとする論拠

2か国訪問することの一番面白いポイントは、それぞれの国を比較できる、ということでしょう。隣り合っている国であれば、共通しているところも多いでしょうし、とはいえ、異なるところもあります。先に旅行したフランス、ドイツ、ヨーロッパというところで人種なり食事なり共通しているところもおいです。両国ともコンビニはないですし。そうはいっても、両国ともに言葉が違いますし、街の様子も異なります。ドイツだと、トルコ人が多くいたり、というのも主要な相違点の一つです。比較をすることにより、それぞれの国への理解が深まります。

また、2か国、だと移動ということがでてきます。移動すること自体が面白かったりします。特に、陸路で国境を超える、これ、日本だとなかなかできない行為ですよね。国境を陸路で超えるとポイントによってはがらりと街の様子がかわりますし、別のポイントだと徐々に街や人の様子が変わっていく、ということを実感できます。

まとめ

1か国の場合は経験が深くなり、2か国の場合はそれぞれの国の比較ができる、というところに面白さがあったりもするでしょう。どちらも得失はあるところなので、状況や地方によって決めるといいのでは、と思います。

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