「寂しい」という感覚に対してどのように対処すべきか~原則編

寂しい、という感情。一人でいる人はもちろん、二人や複数でいる人も持つことが多い感情です。自分自身も一人でいることは好きな反面、時折、寂しさにさい悩まされることがあります。今回は原則的な考え方についてまとめてみました。

一人で対処する

友人と話していた時に言われたことがありました。「寂しいからと言って人と会ったり、コミュニケーションをとろうとしたりすることは結局のところ対症療法にすぎず、人がいなくなれば寂しさに戻ってしまう。自分一人で寂しさに対処できるようになるのが根治療法ではないのか。」と。

この言葉を聞いたときには、目から鱗が落ちた、というか、コペルニクス的転回があったかのように覚えました。そっか、一人で対処したらいいのか、と。やっぱり、人で全てを解消しようとすると、人に対して依存てしまうので、一人で寂しさを対処すべき術を覚える必要があるでしょう。このように寂しさを一人で解決する方法を考える、というのが、一つ目のポイントです。

人に会うドライブにする

もう一つの考え方は、人に会うためのエネルギーにする、ということです。人間は出不精であるから、なにかしらのきっかけがないと外に出て人に会おうとはしません。寂しいからこそ、人に会いたい、人とつながりたい、コミュニケーションをとりたい、と思うようになり、それこそが外に出よう、とする原動力となるものです。

人との出会いは色々なものをもたらすので、寂しさという負の感情を使い、自分を動かすことにより、色々と得られるものもあるはずです。

時には一人で、時には人と

人と会うことを対症療法といったり、色々なものをもたらす、と言ったり、いったいどっちなんだ、とお叱りを受けるかもしれません。やっぱり、両方とも正であるため、バランスをどうとるか、ということでしょうか。このバランスのとり方は人それぞれでしょうけれども。

別の友人は「一人で楽しむことができるから、二人でも楽しむことできる。」と言っていました。一人の時間も人との時間も両方楽しむことができれば、人生は楽しく豊かになるのではないでしょうか。それこそが、寂しさに対する態度では、と考える次第であります。

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