人に対してものをいうときは、感情ではなく勘定で話をしよう

ものを言うときは、理性的に考えていて、必ずしもそうではない場合も多いかと思います。そんなわけで、当たり前のようですが、感情的にではなく、損得を考えて話したほうがいい、ということを書きます。

話すときは、前もって言うべきことを考えて、とはよく言われますが、実は意外と難しかったりします。それは、言葉を発するときには、感情の影響を受けやすいから。もし、かちんときて腹がたってしまったときには、「やっつけてやる。」とばかりに、言いすぎてしまうこともありますし、また、「嫌われたらどうしよう。」、「怒られたらどうしよう。」と考えると、つい、言いそびれてしまったりすることもありますよね。本来いうべきことでないこと、いうべきことであっても、感情の影響を受けると、そうできない場合がでてしまいます。

そういう場合は、勘定的に損得で考えること。カチンと来ても、おさえたほうが得だ、と思えばおさえるでしょうし、逆に、嫌われたらどうしようと不安に思っても、言ったほうがいい、のであれば言うべきでしょう。

そうするためには、まず、客観的になって言うことによるメリット、デメリットを考えてみる、というのが一つです。メリットが大きいということであれば、言うべきでしょうし、デメリットが大きいのであれば発言は控えるべきと。

もう一つは、感情が揺れているときに発言はしないようにする。例えば、カチンとくるメールを見た時に返事をしない、とか、動揺しているときに重大な返答はしないとか。ある程度、感情の揺れが収まれば、感情に支配されず、勘定的にものごとを考えられるようにりなります。そのために、うまく時間を作りたいですよね。

というわけで、感情に基づき発言するより、理性を持って一定のソロバンをはじき、発言したいものですね。

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