イタリア街歩き記⑯~ローマ道路事情

さて、前回の投稿では、ローマにもどってきたことになっています。そこで、今回も脱線して、ローマの道路事情なんかを書いてみます。

大都市なせいか、やっぱり、一方通行の道路が多いように感じます。とはいえ、僕が歩いていたのは駅前なので、特にそう感じるかもしれませんが。ちなみに、道路標識は日本と同じく、進入禁止は赤字に白い横線、方向指示は青字に白い矢印のようです。

後は、路上駐車をしている車が多い。よくよく見ると、道路の脇に精算機みたいなものがあるので、勝手に止めている、というわけではなく、一応、こうやって止めるのがルールになっているようです。この道も一方通行なので、まあ、支障にはならないということでしょう。

それとローマには、街中に水道みたいなものがあるのですが、止水栓がないようで流しっぱなしなんですよね~。飲んでいる人も見かけたので、ちゃんとした水道ではないかと思います。

それと、マンホール。ローマのマンホールにはこのようにSPQRと書いてあることが多いです。意味としては、ラテン語で「元老院とローマ人民」とかいう意味のようで、共和制ローマの主権者をさすようです。共和制ローマというと、もう、2,000年以上前の話ですが、なぜ、そんな文句が今のマンホールに書いてあるかはなぞですが。

あとは、歴史的建造物の下に道路が走っている、というのも、ローマらしい風景ですね。

ローマの道路事情、ざっとこんな感じです。注意して歩いてみると、結構、面白いものもあります。そんな小さなところに着目するのも、海外旅行の楽しみの一つと言えましょう。

 

海外事情/語学