ボランティアの人たちをどう動かすか

みなさまは、ボランティアを募集すること、もしくは、ボランティアに参加することがあるかと思います。実際、ボランティアはお金で雇っているわけではないので、彼ら/彼女らのやる気をどう引き出すかが課題となります。ボランティアをすることのモチベーションは以下ではないか、と考えられます。

①ボランティアをする団体のかかげる目的が、ボランティアに参加する人が共感できること。例えば、災害が起こったときに、その人たちを助けたいと思って、ボランティアをする、ことになります。

②人間関係が円滑にいっていること。これは、ボランティアではお金の獲得が目的ではないので、人間関係がうまくいかないと、ボランティアをやめてしまいがちになります。

③ボランティアをしたことにより副次的なメリットがあること。日本だとあまりないかもしれませんが、アメリカだとボランティアをすることにより、インターンとして大学の単位が認定されることがあります。

④余暇で参加できること。ボランティア活動が日常の生活に影響を与えるようになると、継続するのが困難になり、やめてしまいます。ブラック企業という言葉はありますが、ブラックNPOとかブラックボランティアという言葉がないのは、この理由によります。

⑤意外と大切なのは、オーガナイザーの人柄。オーガナイザーの人柄にひかれて、ボランティアをする人は多いと思います。どういうオーガナイザーが好まれるかというと、例えば、いつも明るく、懐が広く、指示が明確かつ適切で、いつも笑顔を浮かべていて、リアクションが若干おおげさなで人ではないか、と思います。

会社で人を使う場合には給料という強制力があるのでボランティアと比べるとしやすい面があると思います。ボランティアを動かす、かかげる目的、仕事の分担、オーガナイザーの魅力ということに気をつける必要があります。

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