監査って、な~に

私は、以前、会計士として財務諸表監査という仕事をしていました。というと、「財務諸表監査とはなにですか?」と聞かれます。以下では、少し、それについて書いてみます。

監査とはなにか、といいますと、第三者的な立場で監査の対象となる項目が適切に作成されている、もしくは実施されていることをチェックすることをいいます。財務諸表監査というと、監査の対象が財務諸表である、ということになります。さらには、財務諸表は、企業がある一定の期間にどれだけもうけたか、とか、ある一時点でどれだけ財産を持っているか、ということ等を記載している書類です。まあ、家庭でいえば家計簿を集計したようなものですね。つまり、砕けた言い方をすると企業が家計簿をちゃんとつけていますか?ということをチェックするようなお仕事です。

なぜ、そういう仕事が必要か、というと、企業は財務諸表を見せて、彼らの事業の結果を株主さん、銀行さんに見せることがあります。そのさいに、自分が作っているので、自分に都合よく作ってしまうことこともありえます。他方で、株主さん、銀行さんがそこをチェックできるといいのですが、彼らも忙しいので、そこまで手がまわりません、、。というわけで、会計士という人たちが企業の財務諸表を第三者的な立場でチェックするわけです。ここでは、「第三者」というのがポイントです。

上記が会計士が行う仕事となります。世の中には色々な仕事があるものですね。

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