結婚相談所等がなぜ流行るかの一考察(3)

前回から引き続き結婚相談所等の話です。そろそろ、この話題もまとめにかかります。

前回までに書いた「壁」の問題、というのは昔からもあったと思います。ただ、従前は、結婚ということに対する社会的な圧力というものが強かったと思います。例えば「結婚しないと一人前ではない。」とかいうことですね。この考えかたには、賛否はあるのですが、この考え方が背中を押して壁を超えることができた側面があろうかと思います。

また、以前は、お見合い制度がうまく機能していた面があったと思います。確かに、お見合いだと紹介者の壁はあるものの、その他の壁はないので、それがうまく結婚につながった側面があるかと思います。それが、近年、ドラマ等のいわゆる自由恋愛をもてはやすような風潮の中、あまり、行われなくなりました。

あとは、結婚相談所等だと、場の空気みたいなものがあって、恋愛モードに入りやすい、かもしれませんね。

他にも、まだまだ分析のしようはあると思いますが、この話はこれで終わります。

これは、純粋な社会科学的分析であり、結婚相談所等の宣伝を企図したものではありません。また、結婚がすべてだと考えているわけでもなく、結婚しなくても幸せに日々を過ごしているひともいます(僕もそのうちの一人だと密かに自負しています)。ただ、縁を作るための一つのツールとして有用な可能性はあります。

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