資格試験の方法論(1)~専門学校の活用

前回のブログで資格試験の意義について書きましたので、今回からは、勉強方法について論じていくことにします。といっても、世の中には資格試験の勉強について書いている本はたくさんあるので網羅はせず、ポイントを絞って書いていくことにします。勉強方法として、通学、通信教育、独学と大きくわけて3つくらいありますが、そのうち、最も効果的なのは、通学だと思います。

まず、通学だと、カリキュラム、スケジュール、ホームワークがかっちり決められるので強制力が生じます。そのため、比較的、勉強が続けやすい環境となります。他方、通信教育等だと、スケジュール設定は比較的自由ですが、その分、強制力が薄くなるので勉強を続けにくくなります。

また、通学の場合は、勉強の仕方、ポイントの置き方、重点項目等、プロの講師が教えてくれるので、彼らの言うことが聞いていると、効率的な勉強が可能となります。また、カリキュラムは基本から応用へと積みあがるので、それに沿えば一通りの知識を習得することが可能です。通信教育でも、この点は享受できるのですが、独学だと勉強の方向が明後日の方向に行く可能性があるので注意が必要です。

さらに、通学の場合だと友人ができることがあります。これは、とくに長きに渡る資格試験だと、1人だと挫折しやすくなるのを、互いに支え合うことができます。また、いい友人に恵まれるとやる気を引き上げてくれます。ただ、注意点としては、①出来る限りまじめで成績がいい人と友人になる、②難関試験だと、友人関係が、ときとして気まずくなる場合がある、ということがあげられるかと思います。

もちろん、専門学校にたよるかどうかは、授業料、可処分時間、資格の難易度によりますが、できれば、通学というスタイルをとりたいところです。また、全授業受けるのは無理でも、例えば、模試だけでも受ける、とか、一部のコースだけ受ける、という感じでうまく専門学校のメリットを享受できるようにするといいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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