「できない。」と思うとできなくなるもう一つの理由

失敗した時に割とすぐ、「私の能力がないから。」、「年をとったから。」、「モテないから。」、というように、自分の漠然とした能力のなさを原因としてしまうことありませんか。そう思ってしまうと、自己暗示、により本当にそうなってしまいます。それと、もう一つうまくいかなくなる理由があるので、それを詳細に。

もう一つの理由は, Plan – Do -Seeサイクルが回らなくなってしまうから。つまり、うまくいかなかったときに、「やっぱり自分には能力がないから。」「自分ってだめなんだ。」という風に結論づけると他の原因に目がいかなくなります。

他の原因、例えば、努力が足りない、ということはあるでしょう。また、方法がよくわかっていなかった、なんてのもあるかもしれません。段取りがよくなかった、ということもあるかもしれません。なにごとも最初のうちはうまくいかないものなので、最初のうちから諦めるとだいたいのことはうまくいかなくなってしまいます。もちろん、そのことに向かない、ということもありますが、それだけが原因ということもないでしょう。

「能力が足りない。」のであれば、具体的にどういう能力をあげればいいのか、もしくは、「能力が足りない中でどうすればうまくいくのか。」ということを考えてみることが大切です。

それと後は人を頼る、ということもありますよね。自分一人だと、案外自分のことは見えなかったりするので、他者の見方をかりるのがいいでしょう。注意すべきは、誰に聞くか、ということで、そのことに詳しくない人や否定的な性格な人に聞くと、否定的な見方がもどってきてしまいます。なので、できればその道でインストラクターやコーチとして活躍している人のほうがいいでしょう。

人間は、どうしても、うまくいかないことがあると、「自分はだめだ。」という風に結論づけて、そこで思考停止してしまう、ということがあります。そうではなく、うまくいかないときには原因分析をきちんとして、今後にいかせるようにしたいものです。

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