山姥に追われるうちに、遠く離れた地点まで走ることができたこと

表題はもちろん、たとえ話です。自分自身は先々のことについて不安を持つタイプなのですが、それについて功罪をこの例えで表現しています。

先々のことに不安を持つ、というと結構辛いことです。ただ、不安を持つことが自分の人生にとって絶対的にマイナスであったかというと必ずしもそうとはいえないです。自分自身は、夢とか目標とかをあまり持たないタイプで、夢や目標に向かって努力をする、ということをあまりしたことがありません(最近はそういう将来のことも考えるようにしていますが)。ただ、不安があって、それに駆り立てられるように、色々なことに取り組んできた、そんな気がしています。実際に、ある程度のことは成し遂げてきたので、それは自分の人生にとって意義のあること、と言えるでしょう。

これを上のたとえに当てはめると、なんだか、自分はいつも包丁を持った山姥に追い立てられているような感じです。ただ、山姥に追いつかれないように必死になって逃げていると、気付いてみると、最初にいた場所からはずっと離れたところにいる、そんな感じです。とはいえ、山姥に追い立てられているのは、しんどい、ことは、しんどい、のです。

不安で物事を達成する、それには一定の合理性はあるものの、やっぱり結構しんどいものがあります。できれば、夢や目標で自分の人生をドライブできるようになるといいですね。

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