時間に追われる、という感覚に関する類型の研究

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時間に追われるということ、多くの人は経験がある、と思います。実は、時間に追われる、、ということについてはいくつか類型があるのでは、と考えています。今回はそんな時間に追われることの類型を考えてみます。

まず、最初のパターンは、ひっきりなしに用件が飛び込んでくること。電話やメールがぱしぱし入ってくる、上司に呼ばれる、部下から質問攻めにあう、というように自分で仕事がコントロールできなくなるような場合。そうすると、飛んでくる球を打ち返すことで精いっぱいになり、まさに業務に追われる、ということになってしまいます。これの対処法としてはある程度は自分の時間を作るようにする、とか、飛び込み仕事が多い人はそれように少し余裕をもってスケジュールを組んでおく、ということも必要でしょう。

もう一つめのパターンとしては、仕事をする時間が自分の処理能力を上回っている場合。これは、ある意味どうしようもない、というかですかね。短期間であれば、残業や休日出勤で対応する、、のでしょうね。長期的には、自分の仕事を減らし(人に任せる、チームでの分担を見直す等)、能力にあった業務量にする必要があります。それと、テクノロジーの導入や業務の見直しで効率を上げる、というのもあります。ただ、この場合、業務の効率性向上には若干時間を要するので、短期的にはとりにくいですね。長期的には必須なのでしょうけれども。

最後のパターンが、抱えているタスクの所要時間や締め切りが曖昧でうまく見積もれない、というのが、あります。そうなると、終わりのイメージが掴みにくく、なんとなく時間に追われている感覚になってしまいます。上記二つが割と目に見えやすく対応も立てやすいのですが、これだと霧の中を手探りで歩いているような感じで、先がきちんと予測できないので、なんとなく時間に追われているような感じになってしまう、ということなのでしょう。タスクをリスト化し優先順位をつける、とか、とりあえず手を付けてみて所要時間の感覚をつかむとか、そんなくらいしかないでしょうか。ちなみに、これは業務に慣れていないときは結構発生しがちです。やったことがないことについて計画を立てる、というのは人にとって難しいことですから。業務になれるとこういったことは少しずつ減るのかなと。

ということで、時間に追われることについて3つの類型を考えてみました。一口に時間に追われる、、、といっても、いくつかの発生原因があります。どこにはまり込んでいるか、明確に理解し、類型ごとに対応を考える必要があるでしょう。

二重生活/松本