社会人としてどういうことを勉強をすべきか(4)~将来のことの学び方

前回は、目の前の業務の勉強方法について考えてみました。今回は、「将来のこと」について少し考えてみましょう。

将来のために勉強をする、というのは、目の前のことと違って差し迫った場面ではないため、普段の生活に流されてしまい時間を割かなくなってしまう、と思います。そのため、どうやって時間をつくるか、が一つポイントとなります。

まずは、毎日少しずつ勉強すること。例えば、1日30分ずつが標準的かな、と思います。あまり、長い時間だと、負担が多くなり、長続きしません。それより、少しずつでも毎日やればトータルするとそれなりな時間になります。例えば、毎日30分を1カ月続けるとそれだけで15時間になります。15時間あれば、色々なことを勉強できるはずです。もちろん、30分が長すぎるのであれば、最初は10分でも15分でもかまいません。それから慣れるにしたがって徐々に長くしていけばよいでしょう。

もう少し時間がほしい場合は、休日をうまく使いましょう。例えば、土曜日と日曜日それぞれ半日ずつやる、とかそういう時間の使い方になります。3時間もあれば、かなりなことが勉強できます。できれば、この時はまとまった時間が必要なことをするようにして、細切れでも大丈夫な勉強については、平日の短い時間に回したほうがいいです。

費用についても、最初から大きな買い物はせず、少しずつ使っていけばいいでしょう。内容によりますが、本一冊、問題集一冊だとそれほど大きな金額にはならないのではないでしょうか。

このように、将来のために少しずつ時間/お金を使うことにより、少ない負担で大きな成果を得ることができるようになります。是非、ためてしみてください。

 

人生のコツ/趣味