空気は読めるけど時にはそれに縛られない

空気を読め、とはよく言われることです。とはいえ、読み過ぎると身を動きができなくなることも事実。空気を読む、ことと、それには縛られない、ということを書いてみます。

世の中の決まりごと、には色々な種類があります。時には、そういったことについて誰も教えてくれない、ということもあるでしょう。ただ、そういったことを知らずに破ってしまうと、周囲の人は「世間知らずだなー。」と冷笑されることがあるでしょう。それはプラスなことではないので、周りを見つつそういう目に見えざるルールというのものを勘案し、自分の言動やふるまいを決めていく必要があります。

とはいえ、いつも周りばかり気にしていてはいけません。周りを気にすると自分自身が窮屈であるばかりではなく、時として全体にとってマイナスとなってしまうこともあります。よく、あるのが講演会の席で、質問や意見が全くでないこと。会場の空気がやや固く、冷たくなっているようなときです。そういう時に空気としては、発言をしにくかったりしますよね。そんな時、参加者としては空気を読んで発言をしないより、むしろ、空気を無視して発言をしたほうが良かったりする場合があります。そうすると、講演者としては嬉しかったり、会場の空気が変わったりもします。

空気はそれに従ってほうがいい場合とそれを破った方がいい、場合があります。でも、その前提として流れている空気はつかんでおいたほうがいいです。それをふまえて、それでも空気を破った方がいい、ということであれば、それを無視する、というのも一つかと思います。ただ、空気を読むとそれに拘束されがちなので、その点は勇気をもって空気を打ち破る、ということが重要でしょう。

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