海外を個人で旅行するための安全対策(1) ~旅立つ前にしておきたいこと

海外旅行、出張やパックツアーもあるでしょうし、個人で行かれることもあるでしょう。個人で行く場合は、ツアーや出張と違い、自分で自分の身を守らないといけません。そのための安全対策について少し考えてみましょう。まずは、事前の対策について。

情報収集をきちんと行う

まずは、旅先の安全状況について情報収集をしましょう。私が必ず見るソースは、「外務省 海外安全ホームページ」と地球の歩き方。それと、現地に知り合いがいる場合は、知り合いに聞いたり、ネットでググってみたりして、旅先の状況は確認します。

どうしても、日本にいると、報道やイメージでなんとなく危なそう、という印象を持ちがちです。それで、旅に出ない、というのはあまりにももったいないので、もうちょっときちんと情報を集めるほうがいいのでは。

ここで得られた情報に基づき、具体的な安全対策を立てていきます。

ホテルのアレンジ

ホテルはセキュリティを意識して選びましょう。一番わかりやすい、判断ポイントは値段かな~。やっぱり、値段とセキュリティレベルは比例すると思います。比較的、安全な国ならそこまで神経質にならなくてもいいのですが、危険とされている国ではホテル選びが結構重要なポイントとなります。ホテルに泊まっているところに強盗とかに来られたら、どうしようもない、ですからね。

後、ドミトリーは貴重品の管理が難しいので、シングルのほうがいいです。ドミトリーのほうが安いし楽しいのですが、貴重品の管理には気を遣うことになりそうです。

必要があれば、この段階で送迎の手配をしておくのもいいでしょう。

荷物の選択と管理方法の検討

荷物は必要最小限に抑える。特に、貴重品はなるべく持っていかないようにしましょう。とはいえ、現金、クレジットカードやパスポートは持っていかないといけないので、そういったものをどう管理するかはきちんと考えましょう。

また、パソコンやスマートフォンは微妙なところで、ケースバイケースです。海外であまりネットは見ない、連絡は取らない、ということであれば、持っていかないという手もあります。もしくは、パソコンはやめてスマートフォンだけ持っていくとか。スマートフォンとともにカメラも持っていきました。これは、スマートフォンは極力持ち歩かない、というポリシーに立っています。

その他

緊急連絡先を控えておきます。まずは日本大使館。それとともに、クレジットカードや宿泊先、旅行代理店、等々考えられるだけの連絡先を控えておきます。クレジットカードは連絡先とともにカード番号も控えておくと連絡がスムーズにすすみます。

それと、必要書類のコピーの準備。パスポートや航空券(e-ticket)はコピーを持っておくと紛失した場合に便利です。

さらには、海外旅行保険。クレジットカードに保険は付与されていることが多いので、少なくともその条件を確かめるようにしましょう。クレジットカードを持たない場合、もしくは手厚い保証が必要な場合には、海外旅行保険に入っておくといいでしょう。

 

 

 

 

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