資格試験の持つ、怖い罠

資格試験、首尾よくそれを取得できれば、自分にとって大きな力となります。それは、特に難関と言われるような資格であればあるほど、強いでしょう。とはいえ、そういった、資格試験には怖い落とし穴がありそうです。

まずは、0か1であること。つまり、結果は受かるか受からないか、の2つしかないことがほとんどです。TOEICのように点数が提示され、受かる受からないがない試験というのもなくはないですが、やっぱり少ないです。どんなに勉強しても、知識を身につけていても受からないと、意味がない、というところが厳しいところです。

次は、当日の成績だけが評価対象となる、ということです。つまり、模試や答練でどんなにいい点をとっても、当日、ダメだとだめです。特に、当日体調を崩したり、交通機関が乱れて、試験に悪影響を与えたとしても、救済措置はないわけです。逆に、それまでだめでも、当日さえよければOKです。当日の状況、というのは、運不運に影響されるところもあるので、やっぱり、注意が必要でしょう。

諦めることが難しい。ひとたび、お金や時間を投じて勉強を始めると、うまくいかないから、といって「さあ、やめよう。」とはなりにくいのです。どうしても、今までの積上げがあるので、なかなか思い切るタイミングがつかめず、長く試験生活を続けてしまう、ということも出てくるかもしれません。

というわけで、資格試験、というのは、厳しい面があります。なので、本格的に始める前には、慎重な検討が必要でしょう。ある程度、慎重に検討してから、資格試験に乗り出すというのが正しい方向なのでしょう。上記のことも、やるとなれば、対策のしようもあるはずです。例えば、期限を区切って勉強をする、とか、ですかね。

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