ビジョンは人をまとめるために必要

ビジョン、将来の理想の姿、があります。もちろん、個人としてのゴールが必要、ということはあるのですが、チームや組織としてビジョンを掲げる、ということが必要でしょう。

人は利害であったり、価値観であったり、それは違うものです。なので、組織やチームでも気づくと別々の方向を向いてしまいます。自分の利害を考えればそうなってしまうし、利害でなく善意であっても、向く方向が異なれば違う方向に動いてしまうし、それで揉め事が発生してしまう、ということがあるでしょう。

また、人の行動をモチベートしたり、縛ったりすることとして、報酬やルール、罰則があります。ただ、報酬は一定額を超してしまうと、モチベーションにはならないことも多く、ルールや罰則で縛るのは息苦しかったり、やりがいを出せない、あと、ルールの穴を探してしまい、趣旨が達成できない、という弊害があり、大切ではあるし効果もありますが、限界もあります。

その中で、人をまとめるのに必要なことがビジョンなのです。できれば、中にいる人の情熱を掻き立てるようなビジョンがあれば、それにより、構成員の方向づけをできたり、構成員がその組織に加入するかどうかの判断基準、あとはビジョンが広い意味での意思決定基準となる、ということがあります。

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