今を生きるか、未来を生きるか?

今と未来、どちらを生きるのか、ということは人間にとって、結構悩ましいことだとですよね。未来のために今大変な思いをするのか、逆に今好き勝手にやると未来に響いてしまうこともあるでしょう。それについていくつか考えてみます。

よりよい未来を生きるためには今を犠牲にしなくてはならない、ということはあるでしょう。試験があればべんきょうしなくてはならいですし、老後健康的な話を生活を送りたいのであれば若いうちから運動やら食事やらに気を付けないといけない、ということもあります。また、未来のことは必ずしも差し迫ったことではないので、どうしても今のことが優先されてしまう、という人間の悲しい習性ということもあります。

他方では、あまりにも未来を考えすぎても、それはそれでどうかな、と思います。未来は不確実だし、自分が思うような未来には必ずしもならないですし。今が、余り辛すぎると、今という時間を考えた時にもったいない、ということあるでしょう。例えば、お酒を一切飲まない、とか、完全に栄養バランスがとれた食事をする、であれば、健康的な生活を送ることができる確率は高くなります。とはいえ、どんなに健康的かつ安全な生活を送っても体を壊してしまうこともあるし、それだけだと人生は味気なくなってしまいます。

というように、未来と今、どう対峙するか、ということです。一言でいうと、バランスをとりましょう、ということになります。とはいえ、人間の習性として今に流されやすいので、意識は未来に向けておくと、バランスがうまくとれるようになります。とはいえ、未来のために頑張りすぎて今が辛くなる、ということであれば、少し「今」どうすれば楽しいか、ということに目を向けることも必要でしょう。

もう一つ、ここまでは、「未来」と「今」を対立するものとしてとらえましたが、それとは「今」と「未来」が一致するものを探す、ということも大切です。自分の場合であれば、料理をしたりそれについて学んだりすることは好きですが、実際、料理ができれば人によく思われることも多く、それで人間関係が広がれば未来にもつながります。また、マラソンを好きになれば、将来の健康的な生活にも資するかもしれません。そのために、「今」に焦点を当てて、そこから未来に伸ばしていく、ということも必要かもしれませんね。

そんなこんなで、「今」と「未来」、両方大切なので、バランスをとりながら、対峙できればと。少し、論理を飛躍させるかもしれませんが、人生の意義の一つとして、「今」と「未来」を一致するものを探す、ということがあるかもしれませんね。

人生のコツ/趣味