本音を見せる、ということ、なかなか、得失は判じにくいめんがあります。今回はそんなことをば。

まず、本音を見せるのは、交渉なんかだと不利に働く場合が多いです。本音がわかれば、そこにふまえて、交渉を進めていくことができますからね。あと、本音がわかってしまうと、相手に嫌な気分にさせる、ということもあるでしょう。特に相手に悪い印象を持っている場合は。ということで、本音を見せない、ということが大切、ということもあります。

とはいえ、本音を見せると、安心できます。本音が見えない、と、「何を企んでいるのだろう。」とか、疑心暗鬼になってしまいます。そうなると、腹と腹の探り合いです。もちろん、交渉の場では、それも仕方がないのですが、例えばチームで仕事をしているとか、友人関係、恋人とか、深い関係の場合は、結構ストレスになります。ですので、そういう場合は本音を見せた方がお互いに安心ができるということもあるでしょう。

ということで、本音を見せること、というのも、いいこと悪いことがあります。そのあたりのバランスはうまく取りたいものです。