人を憎しむことを処する幾つの方法論

あるひとを憎む、やっぱり、いいことではないのです。とはいえ、生きていれば、憎しみという感情を持つことはあるでしょう。もちろん弊害はありますが、今回はそんなことをば。

憎しみ、という感情は、マイナスといえばマイナスです。そういう感情を持ち続けることはやっぱり辛いですよね。復讐、というのは非常に非生産的な行為なので、そういうことに時間を使うよりはもっと別のことに時間を使った方がいいです。復讐はせずとも、今度はそういう人を避けてしまえば、その周辺からも遠ざけることになり、自分の世界はやや狭くなります。

で、対応方法ですが、まずは、憎しみの対象となる人を増やさない、ということです。対象を増やしすぎると、憎しみという感情を持ちやすくなるのと、やっぱり世界が狭くなってしまいます。ですので、そういう人を増やさないことが、精神を健全にし、世界を狭くさせないのです。

とはいえ、ということもあります。その場合は、憎しみを連鎖させない。まあ、坊主が憎ければ袈裟までにくい、ということをできる限りやめる。憎しみの対象となるものを拡大させず、適当なところで切ってしまう。例えると坊主が憎くても袈裟までは憎まない、ということです。

そうした上で、憎しみの対象となる人から距離を置く。距離が近ければ、その分、憎しみという感情に支配されやすくなります。できれば、そういう人や所からは距離を心理的にも物理的にも距離を置くのが望ましいといえます。

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