完璧主義、一見するといいことのように思います。まあ、業務において完璧を目指すのは、素晴らしいことですよね。それはそうですが、問題もないわけではないので、今回はそんなことをば。
完璧主義だと、やっぱり、疲れてしまいます。ほどほどに片付けることはできず、ミスも粗もなく、物事を進めよう、とすると、神経を使いますし、体力も使います。
それと、時間を使ってしまう。割と完璧主義者の人は、時間の貴重さを軽視している人が多いです。いいものを、できる限り低コストで、、というと、人に任せず全部自分でする、自分で調べる、一回進めてもやっぱり手戻りさせる、となると、どんどん、時間がなくなってしまいます。結局、完璧主義者だと、時間は圧迫する、体力は使うで、へとへとになってしまいます。
とすると、全体最適という視点が失われがちです。すべてのことに全力投球する、というのは、多分、難しい。時間や体力の制約ができますからね。とすると、ある一つのことに集中すると別のことがおざなりになってしまいます。
あとは、人との関係。完璧主義者の人は自分だけでなく人にも完璧であることを強いるようになります。そうすると、周囲との関係がギクシャクしがちです。特に、親しい間であれば、とあることに集中されて、自分との関係性を蔑ろにされると、あまり面白くないです。
ということで完璧主義者、いいこともあるのですが、問題も色々とあるところ。その問題をうまくイナせるといいのではないでしょうか。