最近はテクノロジーの発展が著しく、それに伴い新しい技術や手法が次々と生まれてきています。じゃあ、それをどうやって適用するか少し考えてみました。
まあ、全く手に取らない、とか、全くしない、というのはやめておきましょう。というのは、時が流れて新しい技術や手法が流行りやがて主流となると、古い技術や手法が廃れてきてしまうからです。その時に古い手法や技術しかできないと、やがて業務そのものを遂行することができなくなってしまいます。
とはいえ、いきなり全開で新しい技術や手法に切り替える、というのは、これはこれで危ないです。特に新しい業務や難しい業務については、枯れた技術や手法で対応することがいいでしょう。というのは、新しい技術や手法には、慣れていない、ということや、開発初期には技術や手法そのものに不備がある、というリスクがあったりもします。なので、古い技術や手法で対応したほうがリスクを抑えることができます。
ということで、基本的に新しい技術や手法は、小さく始めてみるのがいいでしょう。たとえば、簡単な業務や既存の業務でやってみる。もしくは、パイロット的に一部の人やチームで試してみて、それに基づき全社的に展開していくといいでしょう。そうすると、業務にはリスクが少ないので、新規の技術や手法からのリスクはあっても、全体としてのリスクは低く抑えることができます。
あとは、ファーストペンギンは避ける、というのもリスク回避のテクです。新しい技術や手法が出たら、すぎには飛び付かず、ある程度、周いが使い始める様子を見ておく、ということです。その様子を見つつ、大きな問題がなさそうなら、導入を図っていく、ということもあるでしょう。
つまりは、新しい技術や手法はその導入に際してリスクは大きいのです。といって、やらないわけにもいかず、いかにそのリスクを抑えていくか、を検討し図っていくことが大切でしょう。