営業現場などでは、よく「売上」が数値目標として掲げられることがあります。以下では、その「売上」どんなことを表すのか検討していきます。
売上は利益の源泉である
売上により企業はもうけをえます。つまり、売上から商品の仕入原価や販売費等を差し引くことにより利益が計算されます。そのため、売上があがらないかぎり、商品の原価や販売費等を負担することはできません。
売上は事業の規模を表す
売上は企業がどれだけ、もの、サービスを販売したか、ということを示します。そのため、売上が大きい、ということはその分、事業の規模が大きいことを表しております。つまりは、売上の額を見ることによりその会社の事業規模を把握することができます。
採算性、回収期間に注意
売上が伸びているということは事業の規模が拡大している、つまり、会社が成長しているということなので、基本的にはいいことだ、ととらえられます。しかし、値引き等で利益部分を減らしてしまうと、採算性が悪化していまいます。また、回収期間が長すぎると、資金繰りに苦労することになります。このような状況が続くと売上は伸びているものの、会社としてはしんどい、ということになるので注意が必要です。
まとめますと、売上を見るときのポイントは、①伸びているかどうか、②利益がそれに伴い増えているかどうか③売掛金がきちんと回収できているかどうか、ということになります。
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【編集後記】
昨晩は私が主催している月1回の食事会を行いました。こじんまりとした会でしたが、エスニック料理を楽しみました。