コミュニケーションは遠交近攻

コミュニケーションをどうとるか、特にきついことをいわなくてはならない場合どうするか。それは、自分と相手との距離感によるでしょう。

やりがちなのは近くの人には遠慮して強いことがいえず、逆に自分から遠い人や離れていく人にはあまり遠慮せず強いこと、言ってしまうこともありますよね。実は、ぼくはこの逆で、近い人には厳しく、遠い人には柔らかい方がいいと思います。

近い人、というのは、結構、付き合いが深く、長くなる傾向にあります。その時、自分が言いたいことを言えず、おさえてしまったらどうでしょう。相手は、言われていない以上、言動や行動を変えません。そうすると、結局、自分が辛い状況が続いてしまいます。逆に強くいえば、相手も言動や行動を変えてくれる可能性があり、そうすることにより関係を改善できる可能性があります。

逆に遠い人、は、一見強く言いやすい。でも、特に関係が離れるときに強くいってしまうと、相手はその分恨みを買ってしまいます。そうすると、その人が自分のことを悪く言ったりして、不要に自分のイメージが悪くなってしまいます。逆に、強く言わなくてその人の行動や言動が変わらなくても、距離をとって付き合いがなくなるのであれば、別にかまわないですよね。

ということで、実は、近くにいる人に対しては強く言うべき時には強く言う、逆に自分から離れていく人やもともと遠くにいる人はほっておく、ことが案外と必要な対応ではないでしょうか。

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