温泉宿風のお食事提供に関する諸考察

温泉宿、普通の居酒屋さんとかとは、料理の提供スタイルが若干異なります。今回はそのことについて少し想いをめぐらせてみました。

すでにお膳に並んでいる

温泉旅館といえば、そう、お膳です。まず、1人分のお食事がそろった形ですでに準備されています。お椀、ご飯、麺類が後からでてくることもありますが、基本は最初からもう出されています。これ、パッと見、すごく豪華に見えます。前菜、刺身、天ぷら、茶わん蒸し、1人用鍋、からデザートまで全てあると非常に豪勢ですよね。

オペレーションがしやすい

お店にとってみると、オペレーションがスムースなのですね。食べる前に、すでに提供しているので、逐一食事を持ってくる必要がありません。そうすると、お膳まで厨房で仕立ててしまうと、それを並べると概ねそこでの作業が終わります。すると、食事が始まってからの、お店側の負担は軽減することができます。

居酒屋さんとかでも同じで、宴会の予約が入ると、ある程度事前に準備ができるので対応しやすいです。多人数できて、オーダーをされまくると、かなり大変だったりもします。

見世物をしやすい

温泉風旅館、だと座敷でします。また、座敷の上座のほうにはスペースが設けられていて、ここで、カラオケや芸者さんを呼んでそれを見ることができます。これ、なかなか、普通の居酒屋さんだと難しいですよ。

課題として

温泉旅館風の料理提供スタイル、色々とメリットがあります。ただし、課題もありまして、やっぱり、料理の出すタイミングということでしょう。最初にバンと出してしまうことにより、食べ物が冷めてしまいます。暖かいほうがおいしい料理、というものはすでに食べごろを失ってしまっているわけです。また、一膳で出てくると、一人あたりの分量が決まっているので、大皿で取り分けるより各自の料理の量を調整しにくいです。そうすると、ある人はおなかが減っていて、別の人は満腹ということができてしまいます。

まとめ

温泉旅館、日本において古くからあるものであり、そこでの料理提供方法も日本古来のものです。うまく、その良さをいかしつつ、課題を解決できるといいですね。

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