このコロナ騒動で感じたこと㉚~需要は大きく動くのはしんどい

この文章は令和2年4月15日に書いています。東京では外出自粛が続きますが、やっぱり、感染者は増加の一途をたどっています。ついに長野県でも長野市広域圏と松本市広域圏で警戒レベル2となりました。大企業を中心に在宅勤務になっているようです。

このコロナ騒動、購買されなくなったもの、たくさんあります。外食、観光、イベント、等等。こういった業界に属する人は仕事がなくなってしまい、苦境に陥っています。

一方、このコロナ禍の中で、需要増えた産業もあります。まずは、医療衛生用品、例えば、マスク、消毒、ハンドソープ等。あとは、ネットショッピング、運送関連。それと、コンビニも需要が大きくなっているかと思います。食料品は従前とはかわらないでしょう。

じゃあ、そういうところは嬉しいか、と言われると、あまりそうではない、、面もあります。通常、製造にしろ、サービスにしろ、一定のキャパシティがあります。急激に需要が大きくなると、そのキャパシティでは供給が困難になります。でも、需要があるとなると、オーバーキャパシティで製造し続けないといけない。これはしんどいです。

そうなると、仕事をこなすことで手いっぱいで濃厚接触まで気が回らなくなる。そこで、感染が発生すると、その供給が満たされないことになり、結構大変です。

つまり、このコロナ禍のしんどさは、急激に需要が特定のところからはなくなり、別のところに流入するところにあります。

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