このコロナ騒動から感じたこと224〜職場での飲み会の難しさ

この文章は令和4年11月9日に書いています。昨日の新規感染者数は81,041人、ジリジリを増えてくる感じで第8波の入り口、と言われています。それと、そろそろ、忘年会のことが気になり始める季節、特に職場でどうするか、というのは、悩ましいところです。

実は、職場での飲み会は非常に難しいのです。というのは、もし、職場の飲み会でクラスターが起きたら、ほぼ、業務遂行不能になってしまうからです。

具体的には、症状が出ていれば10日は療養しないといけない、濃厚接触者でも5日は自宅待機、となっています。職場の人が全員そうなったら、どうするのですか?業務不能、もしくは著しく業務困難になる可能性があります。フルリモートで仕事ができるのであれば、なんとかなりますが、そういうわけにもいかず、そうなると、そもそも、お客さんにどうやって連絡を取るか、というところからして問題になってきます。

感染対策を徹底すればいいじゃん、と思いがちですが、飲み会で感染対策は結構難しいです。マスク会食なんかできないし、換気もお店側は温度や手間の問題は案外してくれない、アクリル板も嫌がる人は嫌がるので、つい外してしまったりとか。日本人は普段は真面目にマスクとかするのに、会食となるとそこがスポッと抜けてしまうことがあって、会食の行動をコントロールするのは至難の技です。

あと、職場の飲み会、というと、ネガティブに捉えがちです。こんな時期に飲み会をするなんて、、と白い目で見られる可能性もあります。以前ほどではない、、と思いつつも、でも咎め立てする人はいるだろうなぁ。世の中的には、まだ、忘年会を開催しない、という会社も多いです。

これが、例えば、同窓会でクラスターが発生し、出席者がことごとく発症者もしくは濃厚接触者になっても、それほど問題は大きくないと思います。職場レベルで見れば、各職場一人がコロナで倒れるので、まあ、なんとか穴埋めができる状態ではあると思います。それに、職場であれば、基本的に感染症対策はしているので、仮に一人感染したとしても、そこから広がるかというと必ずしもそうはならないです。ですが、職場の飲み会はそういうわけにいかず、より、リスキーだと考えられます。

それでも開催する場合は、頑張って感染対策を徹底する、職場環境をリモートにする、冬夏は流行りやすいので、春秋で開催する、自由参加にする、いくつかのグループに分かれ全滅しないようにする、というところでしょうか。色々と工夫を凝らして開催をしたいものです。

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