このコロナ騒動で感じたこと77~Go To トラベルキャンペーン

この文章は令和2年7月17日に書いています。さて、東京での感染者数はついに280人を超えました。長野県でも、ポツポツと感染が発覚しています。そんな中取りざたされていたのが、Go To トラベルキャンペーン。今回はこのキャンペーンについて考えてみます。

このGo To トラベルキャンペーン。旅行に出かけた人に対して、要した費用のいくらかを国が填補するという制度です。目的は、冷え込んだ旅行需要を活性化し特に旅行業界を支援する、というのが目的です。

この制度、このところ大きな批判にさらされてきています。というのが、このところ連日東京での感染者が爆発的に増加しているから。そんな中、旅行を促進したら、各地に感染をばらまくことになる、ということが主な批判です。

なので、ついに東京をこのキャンペーンの対象から除外しました。つまり、東京都にいる人はなので、ついに東京をこのキャンペーンの対象から除外するようで。つまり、東京都にいくのもだめ、住んでいる人もだめ、ということでしょう。

個人的にはやむを得ない処置かな、、と思います。東京でこれだけ感染者が増えたなか、東京から地方への移動を活発にしてしまうと、感染が拡大してしまう可能性があります。確かに旅行そのものでは感染は拡大しないかもしれませんが、全ての旅行者がきちんと感染防止等を留意して行動するのか、、、というと、必ずしもそうとは限らない。旅に出ると開放感があるのと、東京では行動を慎んでいるからこそ、地方で規律が緩んでしまう、ということは大いにありえます。

じゃあ、やめる、もしくは、延期するのか。あまり、報道はされていませんが、旅行業界の苦労といったら厳しいものがあるでしょう。今、国民全体が移動そのものを控えています。出張や葬儀といった避けられないものは止まりませんが、プライベート的な旅行は出かける人はほとんどいないと思います。そういった人たちに経済的な支援を与えるためには、なんらかの形でキャンペーンを動かす必要はあったのかなと。

そうこう考えると、東京をはずしGo To キャンペーンをする、というのは経済促進と感染防止の観点から妥当な策ではないか、、と思います。もちろん、感染が拡大しないよう、旅行者、旅行業者それぞれが気を付ける必要はありますけれども。

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