このコロナ騒動で感じたこと108~問題の焦点は経済活動に

この文章は令和2年9月26日に書いています。連休期間中は新規感染者数が一時的に減少しましたが、休みが明けてからはそれなりに増えています。今後の新規感染動向が気になる時期ではあります。

コロナの感染状況ですが、7月~8月よりは感染者数は減っているものの、下げ止まっているような状況です。経済活動を動かす以上、ある程度は仕方がない面もあるところです。今後の課題はどうやってコロナ感染者数を一定程度におさえつつも、経済を動かしていくか、というところにあろうかと思います。

そうなると世間の関心も経済活動を動かすほうに徐々にシフトしています。政策面でいえば、Go to Travel, Go to Event, Go to Eat、それにイベント人数制限の解除といった、特定の産業への振興策があります。あと、海外からの人の流入にも一定の門戸を開こうとしていますこれらの政策は、ある意味、感染拡大を助長する、という批判も当然にありますが、今のところ実施する方向となっています。

それと人の動きも徐々に活発になっています。確かに、会社や同業者団体における、呑み会や旅行は止まっています。他方、個人、家族、友人といった集まりで会食したり、旅行したり、イベントしたり、という動きは出ており、先日の4連休中も人は動いているところです。

メディアでの報道も経済面に関するものが増えてきたような気がします。コロナ関連倒産○○件、雇い止めの人数〇万人、男性より女性のほうが働き方に影響がでている、等々。それと比べると、以前だと、かかった人の実録や後遺症を持っている人へのインタビューがあったような気がするのですが、最近はあまり見ない印象を持っています。特に後遺症についてメディアに出てくる機会が減ったような印象を受けます。ぼくも、メディアの状況を注視しているわけではないので、あくまでも印象でしかないのですが。

ということで、徐々に経済活動の再開に重きが置かれるようになってきました。どの程度、波に乗るかはここの状況や価値観に依存してくるとは思います。ぼく自身は、すぐには波に乗らず、波の様子を見てから、問題なさそうなら徐々に波に身を任せる、そんな処し方ができればとも。

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