このコロナ騒動で感じたこと53~マスク狂騒曲

この文章は令和2年5月20日に書いています。さて、一時期と比べ、コロナウイルス感染症は少し落ち着いてきたかと思います。とはいえ、外出自粛の効果によるので、それを解除すればある程度戻ってしまう、とは考えられますが。経済のほうはだいぶ打撃を受けてしまい、この復興には大分時間はかかりそうです。

さて、今回のテーマはマスクです。新型コロナウイルス感染症対策として、なくてはならないものですが、これについては色々とストーリーがありました。

まず、感染症の当初、マスクはしないほうがよい、とされていました。理由は、ウイルスはマスクの繊維目よりずっと小さいので、マスクを通過してしまうからということ。これは、当初はWHOとかも言っていて定説でした。それが、あるところからマスクは、飛沫を止めるから、自分が感染している場合に相手にうつさないという意味で有効だ、ということになり、今では国民全てがマスクをつけている、そんな状況です。

そんな、感染症発生当初でもマスクが人気だったのは、やっぱり、口と鼻を覆うので、安心感があるのかな、、。日本人は昔からマスクを愛用している、そういうところもあるようです。

それと、需給バランス。特に感染症がある程度流行し始めた頃、そうですね、2月中旬頃でしょうか。マスクの需要が爆発し、ほとんど手に入らなくなりました。そんな時ですかね、某個人向け販売サイトで、マスクを高値で転売するという行為が起こったのは。しばらく、マスクの品切れ状態が続きましたが、神の見えざる手というのは偉大で徐々に供給が戻ってきました。そうですね、4月くらいには徐々に出回り始め、5月下旬時点では、若干、品余り気味、、のようです。

やっぱり、転売目的で買っている人もいるようで、そういう人たちは少し痛い目に合えばいいのに、、と思いました。

これは後付けかもしれませんが、やっぱり、政府の行った1世帯布マスク2枚配布は少し筋が悪いかな~。意思決定から、実際に届くまでの時間がかかりすぎで、市場による調整作業は一巡したので、イマサラ感満載。世間では、「もうやめれば」という声も上がっていますが、もう発注等々は済んでいるのでそういうわけにもいかんのでしょうが。

というわけで、今回のテーマはマスクについて。こうなってみると、ことが起こる前にある程度備蓄しておく必要がありそうです。

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