ビジネス系海外留学の進め方 (2) ~MBAとMSの違い


私の通っていたGolden Gate Universityはビジネス系の科目を中心とした大学/大学院です。ここでは、MBAと呼ばれるコースとMS (Master of Science)と呼ばれるコースがあります。ここでは、どう違うのか、そしてどのような考え方に基づき選択したほうがいいか考えてみましょう。

MBAとMSの違い

MBA、Master of Business Administration, は広くビジネス全般について学びます。先日、論述したように、経営組織論、経営戦略論、生産管理等々ですね。

では、MS, Master of Science, はなにか、というと、とある領域を深く学ぶようなコース設計となっております。例えば、マーケティングを選べば、マーケティングについて詳細な科目をひたすら学ぶ。またファイナンスであれば、デリバティブ、M&A等より高度な理論を学んでいきます。

MBAはキャリアアップに

MBAは同じ職種で上を志向した場合のコースになります。つまり、管理者になるのにおいて、必要なビジネスの知識を学びます。経営戦略、ファイナンス、組織論等どのような職種にいたとしても、管理者として会社を動かしていくに当たっては必要な知識です。そのためにMBAはどちらかというと、キャリアを変える、というよりはむしろキャリアを上げていくということに向いているのでは、、、と考えております。

MSはキャリアチェンジに

MSは一つの領域に特化したコース設定になっています。そのため、今までの延長線の職種というより、今までの経験からがらりと変える、もしくはキャリアの第一歩を設定する、といったときにこのコースを選ぶのでしょう。例えば、従前は営業をしていた人が、金融や証券の世界に飛び込みたい、といった場合はファイナンスのコースを選ぶことになるでしょう。このように、MSは未経験のことについて、一から学ぶ、つまりキャリアチェンジの場合に向いているのでは、という感じです。

まとめ

このようにMBAは広い領域をまんべんなく、MSのほうは限られた領域を深く、といったコース設定になっております。自分のキャリアを組み立てるにあたり、どのように科目を履修していくことがベストか考えてみるのもいいでしょう。

 

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