揉め事こそが組織を発展させる

揉め事は避けたい、丸くおさめたい、と、つい、遠慮してしまうのが人間です。ですが、組織に属しているときには、時には揉めるとか波風を起こすとかも大切です。

予定調和だと組織は変わらないのです。むしろ、何かしらの不満を持って、時にはそれを爆発させて本音をぶつけた方が組織が発展するのです。一つには、組織の問題点が明るみに出ることもあって、それを補正すれば組織はよくなるです。もう一つは、揉めて本音を出すことによって、却って、仲がよくなる、まあ、雨降って地固まるということでしょう。あとは、押さえ込むとイライラして、それこそ耐えられなくなって大爆発して組織や人間関係が崩壊してしまう、なんてこともあります。

そうなるためには、いくつかの条件が必要です。まずは、人格攻撃まではしない。相手のコトを責め、人は責めないということは意識したい。あとは、適当なタイミングで矛を引く、折り合いをうまくつけるというコトですね。あとは、後に引かない。後に引くと、恨みが延々と残り、組織にはマイナスとなってしまいます。揉めながらも冷静さを保ちたい、ということです。

要するに、喧嘩はしてはならないではなく、むしろ、時として矛を交わすことも必要です。ただ、喧嘩をするなら後に引かないよう上手にしたいものですね。

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