高いホテルに泊まることだけが旅の楽しみでない~安宿の楽しみ

旅行にでかけた場合、「せっかくなんで高いホテルに泊まろうよ。」といわれることがよくあります。ただ、安宿にも楽しみがありますよ、ということが今回のテーマです。

安宿には仕切り少ない

安宿、典型的なものは「ドミトリー」です。ドミトリーとは、一つの部屋にいくつかのベッドがありそこに何人かで寝る、というスタイルです。ドミトリーの場合は、ベッドを借りることになるので、シングルやダブルより安く泊まれます。

もちろん、知らない人と一緒の部屋に寝る、ということは抵抗があるものです。ただ、逆に一緒の部屋に泊まるからこそ、仲良くなることもあるし、その後、一緒に旅をしたりすることもあります。そんな感じで、プライバシーがあまり確立されていないからこそ、仲良くなれる、という面はあります。

これは、シングルの部屋を泊まったとしても、安宿のほうが宿の人もフレンドリー(悪く言うと馴れ馴れしい)な傾向があると感じています。

安宿には面白い人が集まりやすい

これは、偏見かもしれませんが、あえて述べさせていただきます。海外に出た時のほうが顕著ですが、安宿には面白い人と出会える可能性が高いと思います。私が、旅行をしていた時に、安宿と呼ばれるところでは長旅をしている人、ボランティアをしている人、サドゥーに弟子入りをした人、等、普通に学生 / 社会生活をしていれば到底出会えないような人にも出会うことができました。

自分自身、それなりに値のはるホテルに泊まったこともありますが、そういう出会いはなかったと記憶しています。やっぱり、安宿ならではでしょう。

安宿は話のネタになりやすい

高級ホテルにとまっても「綺麗だったよ。」、「広かったよ。」といってもあまり面白くない、ですよね。

安宿に泊まって、例えば「すごい辺鄙なところにあった。」「あまり、清潔ではなかった。」「部屋の調度が変だった。」ということ、意外と話のネタになり、盛り上がります。もちろん、安宿で面白い人に会ったとか意外と部屋が素敵だった、ということであれば、それはそれで、非常に面白い話のネタになります。

ちょっとしたDisclaimer

ということで、安宿の魅力について書いてみました。もちろん、安宿はセキュリティレベルが低い、いかがわしい人がいる可能性もある、部屋の清潔度や施設の充実度が低い可能性がある、等々デメリットもあります。そこらへんを留意しつつ、たまには、安宿に泊まってみるのもいいのではないでしょうか。

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【編集後記】

週末出かける予定が台風が来る、ということであえなく中止に。キャンセル手続等をしておりました。

 

 

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