人の接するときは内的真実を自分で考えるときは外的真実に目を向けよう

内的真実、これはその人がそう考えている真実、外的真実とは実際にある状況のことを指します。人は自分のことを考えると内的真実を、他人にアドバイスとかしたりする場合は外的真実に目がいきがちなので、それを是正しましょう、というのが今回のテーマです。

人は心配ごとにとらわれると、どうしても視野が狭くなりがち、一つのことにとらわれやすくなります。客観的に考えると、「そんなに心配することもないんじゃない?」と思うようなことであっても、どうしても気になってしまう、ということはあるでしょう。

この心配ごと、その人にとっては揺るがしがたい真実であったりもします。内なる真実、ということで、これが内的真実ということです。他方、第三者だともう少し客観的に状況をとらえられます。これをここでは外的真実といいましょう。

で、人が心配ごとを抱えていると、つい、軽く大したことないよ、と言いがちです。とはいえ、その人にとって内的真実となっていることだと、そう簡単には片付けられなかったりもしますし、そこをくみ取らないと人間関係にひびがいる可能性があります。

なので、そこは内的真実なのでばっさりと否定せず、いったんは受け止める必要があります。否定するのであれば、相手が受入やすい形で否定する必要があるでしょう。

逆に自分自身が心配事や悩みにとらわれているときは、逆に内的真実と外的真実がずれていないか、、ということを考えてみるといいかもしれません。そうすると案外自分の考えが狭くなっていることもあるでしょう。一番いいのは、人に相談する、ということです。もし、人がいなければ、できる限り客観的に紙に書きながら考えてみる、ということになりますが。

ということで、人が物事をとらまえるさい、外的真実と内的真実の両方を考える必要があります。人の相談に乗るときはその人の内的真実に着目し、自分が悩んだり考えたりしているときは、外的真実を見にいく、ということが必要になります。

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