その人が置かれている状況により見ている見るべき時間軸が異なる

時間軸、10年先を見据えることができる場合もありますし、逆に本当に目の前しか見えない、という場合もあります。また、同じように見た方がいい場合と、見ない方がいい場合、というのもあるでしょう。今回はそんなこんなについて考えてみました。

やっぱり、自分が置かれている状況が大変であればあるほど、目の前のことしか見えなくなります。目の前の課題を片づけることが最優先になり、将来どころではない、のです。生きるか死ぬかという状況であれば、生きる抜くことのみが焦点になり、1日1日を生きていくことになります。

逆に、現在が安定してくると、将来をことを見るようになります。その時、意識しないと悪い方へ悪い方へ考えてしまう、ということがあります。特に、心の癖として悲観的に考えることが多い人はそういう傾向にあるでしょう。その場合は、よりよい未来を意識的に見るということが大切です。

要するに、危機的状況に置かれている人は目の前、もしくは近い将来しか見えません。まずは、目の前の状況を片づける。逆に、ある程度現状に余裕が出てきたら、自分が見る時間軸をどんどん伸ばしていく。おそらく、10年後まである程度明るい未来がかけている人は相当余裕がある人だ、と言えるでしょう。もしくは、10年後の未来を描くことが、それより手前の未来も明るくなるということもあるでしょうし。

逆に、コーチングやコンサルティングをしている場合も、その人がどういう状態にあるのか、を把握することが大切です。目の前のことに困っている人は目の前のことに焦点を合わせてセッションをする必要があるでしょう。逆に、あるていど現状に余裕がある人なら時間軸を少し先に充ててあげる、ということが必要になるなんて思いますた。

人生のコツ/趣味