付き合いにくい相手は総論より各論で

やっぱり、苦手な人、付き合いにくい人、というのは一定数いるかと思います。そういう人との付き合い方をどう組み立てるか、考えてみました。

こういう場合、案外を総論で考えてしまいがちです。総論、というのは、その苦手な相手との付き合い方の原理や方針、みたいなものを考えるということです。もっと、砕けた言い方をすれば、「あの人とはどうやったらうまく付き合えるのだろう」というように思考を巡らせること。

総論で考えた場合の問題として、解決法が掴みにくい、ということ。「どうやったらうまくいくか」というのは、かなり抽象的な問いとなり、明確な解決策が出しにくい。もし、総論で解決するなら、多分、もともとうまくいかないということはない、とも考えられます。

そういう場合は、各論で考えた方がいい。これは、具体的な事例やイベントごとに対応策を決める、ということです。例えば、あの人の打ち合わせをどう乗り切るか、とか、言いにくいことをどう伝えるか、とか、資料を提出してくれないのをどうやって督促するか、というように、個々の出来事ごとに対策を考える、ということ。

実は、このほうが解決策が見つかりやすい。そうやって、解決策を積み上げれば、苦手な気持ちも薄まるだろうし、もしかしたら、帰納的に総論が見えてくる、ということもありますよね。なので、苦手な人がでた、という際には、具体的なイベントごとに対策を考える、ということが実は考えやすい、と思いました。

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