だしやスープの素の味が苦手なひとのために

最近はだしの素的なものがたくさんあるので便利ですよね。和風のだしの素や出し入り味噌、洋風のチキンブイヨンやコンソメ、中華だしとさまざまなものがあります。ただ、人によっては、そう言っただしのもの的なものが苦手な人も多いでしょうし、切らしているということもあるでしょう。そういう人がどうすればいいか、考えてみました。

実は、和の出汁は出汁を取ることが結構簡単なのです。昆布であれば水から火にかけて沸騰する直前に取り出せばいいし、鰹節なら削ってあるものを買ってきて沸騰する前に入れればいいし、煮干しもちょっと煮出す必要はあるものの、さほど時間はかからないのです。なので、和のだしならチャチャっと取ってしまう、ということはあります。料亭でお吸い物でも作るなら細心の注意が必要かもしれませんが、家庭で味噌汁や鍋物をこさえるなら適当でも結構いい味になります。

じゃあ、洋風だとどうするのか、ということがあります。その場合は、お肉で出汁をとります。普通に牛肉や鶏肉等で出汁を取ることもできます。あと洋風だったら、ベーコンやソーセージで出汁を取ることができます。これでスープとか取れば結構いい感じになるはずです。あとは、そうですね、牛乳なんかでミルクスープ仕立てにするものいいですよね。

それと、お肉と同じような感じで缶詰なんかもあります。缶詰は料理っぽくない、というところが出汁を取るのにぴったりなのです。例えば、鯖の水煮缶であれば、味噌汁、うどん、煮物に入れると結構いい感じの味になります。あとは、鯖の味噌煮でじゃがいもを煮たり、シーチキンで菜ものの煮浸しにする、とか、結構、使いやすいです。あとは、中華っぽくするには、カニやホタテの缶詰というのも結構いいです。

最後に、本当に出汁を取らないといけないのですか?ということです。別に、料理によってはとらなくていいじゃん、と思う時あります。味噌汁にしてもいいところの料亭みたいに豆腐しか入っていないよ、という時にはきちんと出汁を取ることが必要でしょう。逆に、野菜をたくさん入れて具沢山味噌汁にした場合には具から野菜の旨みが出るので、出汁はなくても、逆にあっさりといただけたりもします。あと洋風で言うと、ぼくはラタトゥイユを作るときには出汁は取らず、野菜だけで煮ます。

と言うことで、だしやスープの素を使わない方法を考えてみました。でも、素も簡単で美味しいのです。まあ、時と場合で使い分ければいいかなー、なんて思っています。

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