失敗や不運はあるものとして想定する、ことに対する4つの防壁

先日、失敗や不運は避け得ないものとして捉える、と考えてみました。ただ、ノーガード、というのはまずいのでなんらかの防壁は用意しておきたいところ。今回は、そんなことをば。

まずは、事前に防壁を作っておきます。これが第1の備えです。例えば、知識を入れたり、シミュレーションをしたり、物資を購入したり、そういった事象が起こった時の計画を立てたり、保険に加入したり。そういった、具体的に起こりうることを想定し、それをどうやって発生そのものを防ぐ、発生した時への備えを作っておきます。

次は、心の落ち着きと解釈力。どんなに備えていても、やっぱり想定外の事象は起こりうるものです。ですので、それについて、精神的ショックを抑える。起こったことについて、悲観したりとか、投げやりになってしまったりしたら、リカバリーできるものもできなくなります。できる限り、心の落ち着きを持って、対応方針等等を考えていきたい。その際には、出来事の解釈を自分にとって、肯定的なものとなるように捉え直せるとなおいいでしょう。もちろん、なかなか、難しい面もあるのですが、

そこからは、その場その場での対応。上記のように、できるだけ心の平静を取り戻したら、その場での対応をしていきます。この場合は、できるだけスピーディーに対応しないといけない、と、ミスを丁寧にリカバーしないと相反することを達成しないといけないので、なかなか大変です。ただ、その場の対応の成否で、結構、結果が変わるのでここは結構重要です。とはいえ、その状況であれば、できることを淡々と実行していくしかないんですけどね。

あとは、再発防止。起こってしまったこと、この原因等を分析し、次は起こらないよう、もしくは、次は大きな問題にならないよう、備えを手厚くしていく、ということになります。同じ、失敗や不運は備えをある程度はしておく、ということです。もちろん、あえて備えず、即時で対応、ということも考えられますが。

ということで、失敗や不運に対する防壁について考えてみました。これはそれぞれが独立するものではなく、くるくる回転するプロセスとして捉えてもらえれば、、と思います。

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