遠くから第三者的に考えていることと、実際に目の前にあることで感じ方は違う

はたからみると、よく、「なんで、あんなことでだまされるのだろう。」とか、「なんで、あんな頼みを聞いてしまうのだろう。」と思うこと、ありますよね。そういったことについて、少し考えてみることにします。

目の前で物事が発生すると思わぬところで自分の感情がかき乱されます。例えば、詐欺であれば、不安感や儲かる感をうまくかきたて、正常な判断力を奪いにかかります。頼まれごとも、目の前で困っている様子を見せられると、その頼みごとが自分にとって、不本意なことであったとしても、感情が動いてしまいます。結局、そうやって感情に動かされてしまうため、なかなか合理的な判断ができない、、ということになります。

はたから見ている分には、感情がわきおこらず、ある意味冷静にその場の状況を見ています。なので、非常に冷静に、なおかつ、第三者的に見ることができるわけです。それで、はたから見ている人と、当事者では、物事の考え方や判断が異なってくるわけです。

当時者はどうしても、感情に判断を影響されがちなのですが、それを防ぐためにはどうすべきか。まずは、すぐにはきめない。ある程度時間がたてば、感情は落ち着いてくるものです。それと、感情の作用を把握しておくこと。強い感情を持っている状態だと、判断が誤りやすい、ということをふまえれば、少しは感情の力から離れることができるでしょう。

やはり、感情に巻き込まれると判断がそれに作用されて合理的な判断ができなくなりがちです。なので、そこはうまくコントロールする必要があります。

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