少し離れたところで災害等が起こった時の係わり方

台風、地震、洪水等の災害が起こったとき、それも自分には直接の影響はないものの、身近なところで起こったとき、どうするか結構悩ましかったりもします。なので、今回はそんなこんなを考えてみました。

この場合、自分自身に直接的な影響はない、ということで、特段何もせずにも日々は過ぎていくわけです。であれば、自分としての生活を淡々と送っても、別にどうこうというわけではない、ということでしょう。

とはいえ、なにもせずにいられるか、というとやっぱりそうもいかない、というのが人情です。ニュースやSNSで被災地の状況がわかり、それが悲惨なものであればあるほど、なにかをしなくては、感情に駆られることありますよね。

おそらく、ここで思いだしたいことは、まずは自分の生活をしっかりとし、役割(仕事、家族、共同体等)を果たす、というが優先なのでしょう。そのために、自分の体や特に心を整える、休息や気晴らしをとる、ということは大切です。

特に、災害の情報は見ているだけで気が滅入るので、時としてそこから離れるということも必要かもしれません。また、「こんな状況で楽しみを持つなんて不謹慎だ。」とは思わず、きちんと個人的な楽しみを持つことも心を整える上で大切です。

そして、被災地の支援については、上記を果たしたうえで、自分の可能な範囲で対応する、でいいのではないでしょうか。人によって、状況やできることは違うので、人と比べず、自分なりの支援、で十分だと思っています。

具体的には、一番、簡単な支援はやはり、寄付だと思います。寄付であれば、振込なり募金なりで、比較的負担なくできますよね。金額の多寡は自分の財布の状況によって決めればいいのかとも。可能なかぎりといっても、多くの人がお金を投じればそれなりな額になると思います。できれば、面倒くさくても一つの団体にドン、よりは、複数の団体に寄付したほうがいいかとも思います。

もちろん、ボランティア等、もっと具体的なことができれば、よりいいですよね。それも、時間をかけれればかけれるほど、やっぱり助けにはなると思います。ボランティア、特に現地参加型のボランティアは現地の状況を自分の目で見れるということです。テレビやSNSの情報より現地の状況に対する理解が深まり、より丁寧な支援につながると思います。

では、自分自身はなにをするか、ということですが、少しずつ、長期的にかかわることができればな~、なんて思っています。自分の役割として、一週間仕事を休んでボランティアというのは厳しい面もあり、一時に時間を投入する、というかかわりは難しいのかなと。逆に、人の関心の続く長さと実際に被災地が復興する長さにはタイムラグがあるので、長期的にかかわろうとすることには一定の社会的意義があるのかな~、なんて思っています。

ということで、離れたところにいる場合の係わり方は、①自分の生活を守り、役割を果たしたうえで、②可能な範囲で支援するということではないか、と考える次第です。

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