なにかを始めた時には、終わらさなければならない。

なにかを始める、ということには、必ず終わりが来ます。まあ、当たり前といえば当たり前なのですが、改めて考えてみましょうか。

始めれば終わり、というものがあります。学校に卒業が、仕事なら退職が、試験なら結果が、試合なら勝ち負けにより、区切りがつく、ということがあります。

そのため、どこかで区切りをつけないといけません。卒業であるとか、試験、試合であれば、強制的に区切りがつくので、苦労せず区切る、ということができるでしょう。

逆に、仕事であれ、人間関係であれ、決められた区切、というものがない、というときもありますよね。気が付くと延々と続いてしまう、というような。

または、飲み会のように、いつ区切るか決めにくい、というのもあり、ややもするとほどよい時間帯に区切る、ということができない、ということもありますよね。

それについては、自分の中で区切りを作る、ということが必要になります。始めた時は、なにがしかの必然性があったのですが、時が流れるにつれ、自分に合わなくなったということもありますよね。

もう一つ、始めるときに、自分の中での終了条件を用意しておくといいでしょう。それは、期間であることもあるし、目標を達成した時点ということもあるでしょう。条件を達成した時点で終わり、ということ。

もちろん、それには、別れの寂しさ、というものがあります。ただ、それに負けると、その状態がズルズルと続き、自分の人生のコントロール感を失う、ということもあるでしょう。それは、どこかで、えいやっ、と断つ必要がある時もあります。

ということで、区切りをつける、ということは自分の人生を作るうえで、非常に大切です。人は何かを捨てることにより、新しくなにかを持てる存在なわけですから。

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