会計事務所に所属しているからこそ節税をしよう

世の中には節税の方法、というものはありますよね。もちろん、節税策をとればその分税金が安くなり、その分得をします。ですが、会計事務所にお勤めの方はもう少し別のメリットもあったりなんかします。

勉強になるのです。本で読んだ知識より、自分で考え、悩み、手を動かしたことのほうが頭に入るのです。あと、周辺知識も入ってくるので、お客さんから問われたときに、リアリティをもって話をすることがあります。

例えば、Ideco。Idecoといえば、代表的な節税策のうちの一つですよね。それなりに税務の勉強をした人であれば、Idecoへの支出額が所得控除になったり、タイミングによってはIdecoの払戻金が退職所得扱いにできることは知っているでしょう。

ただ、Idecoをやってみると、それに関連する知識が入ってきます。例えば、手続きが結構面倒くさかったり、金融機関によっては手数料が異様に高かったり。ぼくが以前お願いしていた銀行だと、手数料が振込1回あたり300円くらいとられていました。10,000円積み立てれば300円って、3%抜かれるので、そう考えると結構高いですよね。そうそう、Ideco手数料は結構かかるので注意は必要。とか、どういった、資産が組み込まれて、特徴はなにか、とか、そういった関連知識が入ってきます。

また、自分の納める税金が減っている、という結果がわかると、その効果を肌で実感することができます。

ということで、節税策、自分でやってみると、その分、身につき、お客さんにその話をすると結構受けます。そのため、会計事務所の人が節税をすると他の人よりメリットが大きいわけです。どこまで、グレーなことをするかは、その人次第で何とも言えません。最初のうちは、Ideco、NISA、ふるさと納税あたりのベタな節税策のほうが無難だとは思います。

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