先の時のことに感情をゆさぶられたら、正規分布の絵を思い出してみましょう

先のこと、つまり未来のことについて、やたらいいことを考えすぎて感情がたかぶったり、逆に最悪の方向に考えのベクトルが進み、しんどくなることありませんか?そんなとき、正規分布の図を思い出すと少し心が落ち着きますよ。

いい方向に考えすぎると、そうでない場合にショックを受けてしまう、、なんてことありませんか。わかりやすいのが恋愛しているときで、相手のことを考えすぎて理想的なデート、理想的な返信、理想的なコミュニケーションをぐーっと、考えてしまいます。世の中、そうそううまくはいかないものですが、考えすぎて思うように物事が運ばないとなぜかダメージを受けてしまいます。客観的にみると、結構、いい感じだったり、まあまあだったりということもあろうかと思います。

逆に悪く考え始めると、階段から転げ落ちるように悪いほうに悪いほうに想像が進んでしまう、、ということもあります。実際は、かんがえていたほど最悪の事態、、、ということは少なく、案ずるより産むがやすしで終わってしまうということ、結構多いです。ここで、悪く考えている最中にどんどん精神的なダメージが増えてしまう、、、ということが問題なのです。

これはどういう現象か、、、というと、人間の考えは極端にぶれやすい、、ということです。つまり、ほどほどな状況は意外と考えられないのです。この場合の問題として、思考が極端にふれるとその分精神的に疲れやすくなる、ということです。

じゃあ、どうするか。一つは、頭に正規分布の絵を思い浮かべてみる。正規分布というのは、将来のできごとが起こる確率をグラフにしたもので横軸が実際に生じうる値、縦軸がそれが起こる確率を示します。平均のところが一番高く、極端にいけばいくほど低くなります。つまり、平均が発生しやすく極端な現象は発生しにくい、という現実を示しています。ある意味、おれが現実なのです。

なので、自分の考えが極端に振れている、と思ったときに、この正規分布を思い出して、自分の考えていることは実はこのグラフの端のほうにあることだ、、と考えてみましょう。そして、どうなる確率が最も高く、また、逆方向の現象が発生する確率はどの程度あるのか、、ということを考えてみると、少し精神が落ち着いてくると思います。

つまり、人生というものは100点、とか、0点とかは少なくて、60点とか70点とか、そういうふうになる、、ということを想定しておくと少し楽になると思います。意外と、100点や0点を想定している自分がいるので、それは適宜補正しておきたいですよね。

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