そこに先送りする理由はあるのか?~先送りを防ぐための方法論

先送り、人であれば、つい、してしまうですよね。面倒臭そうだと「あっ、まだ時間もあるし、あとにしよっ。」とか言いながら、気が付くとぎりぎりなりバタバタとしてしまう。その対処法、色々とあるのですが、最近覚えたこと、一つ紹介してみます。

理由の有無を考える

先送りしたいな、と思うときに、理由があるかどうか考えてみましょう。だいたい先送りしてしまうときは、「つい。」だったり、「なんとなく。」だったりすることありますよね。そういったときに、「これを先送りする理由(もしくはメリット)はなんだろう。」と考えてみましょう。その時、具体的な理由がみあたらない場合があるかと思います。その場合は、先送りせず、とっとと取り組んだほうがいいでしょう。

理由の合理性を考える

理由があった、という場合でも、もう少し突っ込んで考えてみましょう。その理由、本当に合理的ですか。意外と、合理的でない、言い訳めいた理由だったりしませんか?例えば、「買い物に行く。」というタスクがあり、雨が降っていた場合、時に「雨が降っているからやめよう。」となりがちです。でも、雨が降っていても傘をさしていけばいい、ということもあり得るので、あまり合理的な理由でなかったということもあります。そういう場合は先送りせず、とっとと傘をさして買い物に行きたいものです。

なお、自分だと客観的に合理性を検証できないので、第三者に相談してみるといいですね。第三者から見て、合理的な理由でない場合には、得てして先送りしたいための理由なので、頑張って乗り越えるようにしましょう。

少し蛇足ですが、会社で上司しての立場にいて、部下に指示を出した時に、面倒くさがって仕事に取り掛からないことがあります。こういう場合、なんとなくわかると思うので、きちんと論理的に理由を問い詰めるようにしましょう。合理的な理由がない場合は、きちんと追い込んで先送りや面倒くさがりをやめてもらう必要があります。もちろん、合理的な理由があれば、それを採用することも必要です。つまり、部下が合理的な考えをもっているか、面倒くさがっているだけか、見抜く目が求められます。

最初の一歩を考える

先送りすることに合理的な理由が存在しない、とすれば、実行あるのみです。とはいえ、先送りしたいこと=面倒くさいこと、であるため、なかなか始めるのが難しかったりもします。それを回避するためには、最初の一歩を見つける。つまり、先送りしたいことにつながる、一番負担が少ないことを見つける、ことがあります。例えば、家族で一泊二日の温泉旅行に行く、というと結構面倒くさいですよね。でも、まずはネットで旅行先や方法の情報を収集する、ということであれば、非常に簡単です。このように、まずは簡単にできることをする、ことにより弾みがついてどんどん物事を遂行できるようになります。

なお、若干蛇足ですが、このネットで調べる、非常に簡単ですよね。普通にただですし。最初の一歩としては適切な場合が多いのでまずはネットと覚えておくといいでしょう。

まとめ

先送りしたいな~、と思ったら、まずは理由の有無、合理性を考えましょう。それがない場合は、最初の一歩として感がてみるのがいいと思います。

 

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