日常生活から得られる学び(3) ~とあるバーが行きつけの店になったこと

日常生活から得られる学びシリーズ、今回はシリーズ3回目です。ここでは、僕が長きにわたり常連として通うことになったバーについて、その経緯から。

そのバーにて遭遇した事件

そのバーを訪ねるのも3回目。エキゾチックな雰囲気を持ち、それほど広くなく、居心地がよさそうなところでした。前回は、インドネシア風カレーを食べたので、今回は酒でも軽く飲んでみようかと。

そこが、先客がいました。ハンチング帽をかぶって、一見すると穏やかそうな、ロマンスグレーな感じの方でした。カウンターだったので、私がおじさまのとなりに腰掛け、ビールと湯豆腐を頼み軽く飲み始めました。そうすると、おじさんが話しかけてきましたので対応していました。ただ、どうも話がどんどん、一方的に、説教的になってきて、内心、うっとしいなーと思い始めたところです。

そこで、トイレに中座すると、別の方(その店の常連のようです)が助け舟を出していただき、その方のところで飲むことになりました。どうも、そのおじさんは要注意人物らしく、ママさんにも絡んでいます。常連の人もやってくるのですが、カウンターには座らず、みなさん奥の机に集まるようになりました。こういう展開は初めてだったので、おじさんとママさんの様子は気になりつつも、常連の方々と話をして、自己紹介なんかをして楽しくなってきました。

と、そうこうするとおじさんが怒り始めました。なので、ママさんはそのお客さんを追い出し、その後は和気藹々と呑んでいました。自分は妙な高揚感と連帯感に包まれいい気分で飲んでいました。その日からは普通に常連としてその店に通いはじめ今にいたります。

事件はネタになる

これ、一見するとへんなおじさんにからまれた、またそのおじさんが色々とわめき面倒だった、ということになります。ただ、そういった事件も後で振り返るといい話のネタです。今でも、この話、そこのバーにいくとその話は時折でてきます。なので、嫌な目にあったら話のタネになる、とかんがえておけばいいでしょう。

変なお客さんを放置しない

飲み屋でからまれる、あまり愉快なことではありませんよね。今回は、常連の人が助けてくれたり、最終的にはママさんが追い出したりして事なきを得ました。もし、これを放置していたら、私もここにいなかったかもしれませんし、他のお客さんにからんだらそのお客さんも来なくなるかも。なので、変なお客さんはそうそうに帰っていただくべき。お客さんは神である、ということなのですが、時折貧乏神がまざっているので、そういう方にはご退場願うといいでしょう。

居心地のいい店を発掘しよう

ここも、誰の紹介でもなく、店の雰囲気等を見て自分で飛び込んだ店です。こんな感じで、気になったらパッと飛び込んでみると新たな世界がひらけるのかなと。通うことを考えると、家から近い、それほど容量が大きくない、店主の方との距離が近い、ということが探し方のポイントです。

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