コミュニティを作るには小さく産んで大きく育てる、、、ことを意識しよう

ここでいう、コミュニティと共通の考えや志向を持つ人たちが緩く集まった集団を指します。なんで、学校や職場のような強固な組織は除きます。まあ、趣味のサークルみたいなものを想定してください。今回は、どうやって組み立てるか、考えてみました。

結構、コミュニティを作ろうとすると、気負いすぎてしまう、ということが多いです。つまり、できる限り大きく、人を集め、盛大にしよう、としてしまいます。で、想定したとおりに人が集まれば問題はそうそう起きないのです。ただ、そう簡単に人は動かないので、人がなかなか集まらないことが多いのです。とすると、キャパと参加人数が乖離すると予算もそうですし、参加者のモチベーションもそうですし、あとは、主催者の精神を蝕みます。

こない人の要因というものもあって、参加する、というのはハードルが上がります。新興のコミュニティのイベントに来よう、という人はなかなか少なく、つい、来ない。声をかけても、他の都合が優先されてしまう、ということがあります。

あと、主催者側もボランタリーでやっている場合が多く、そうすると、仕事や別の用事が優先されてしまうこともあります。全部、自分で仕切る、となると、規模が大きくなると結構、負担が大きくなってしまう、ということもあります。

なので、最初は少人数仲間内で始めることがいいでしょう。2人いれば、最小の単位のコミュニティですし、一人で何かやるよりはるかに心強いものです。そうやって、回数を重ねつつ、徐々に大きくしていくといいと思います。コミュニティが大きくなれば、コアなメンバーもできてくるし、主催者側に回ってくれる人もでてきます。

そう、コミュニティの規模感としてのもう一つの目安は、全部自分一人でできるか、ということです。ある程度、軌道に乗れば別ですが、最初のうちに何人かで始めると離脱する人が出てきて、そうすると、モチベーションがグッと下がります。だったら、最初は全部一人でやった方が気楽だし、継続しやすい、ということになります。主催者が複数になると分担や費用負担で気を使うので、だったら特に最初のうちは一人の方が楽です。

ということで、最初はまず小規模で。2〜3人からぐらいがいいですかね。

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